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今を遡ること2年ほど前に、世界各国の動物愛護の実態がまとまった資料について記事にしたことがある。その資料を作っているのは「アニマル・ドネーション」(通称アニドネ)という非営利組織なのだが、最前線で派手な活動をしている団体ではないので、犬好きであってもよく知らない人がいるかもしれない。
世界各国の動物愛護についてちょっと学んでみるーーーアニドネ提供の資料で、日本の現状をキチンと把握しておこう
アニマル・ドネーション公式サイト
アニドネとは何か? ひと言で書くなら「NPOの認定団体として機能している公益社団法人」なのだが、かつて記事で紹介したときに書いた文言をそのままここにペーストしておこう。
寄付者は、アニマル・ドネーションが寄付先として認定している団体のいずれか、または複数を選んで寄付できるようになっているのだが、この「寄付先」として認定されるには非常に厳格な審査が入る。団体の活動が審査されるばかりか、実際に取材を受け、各種の書類を山のように取り揃え……適当にやってるような団体では、ここの寄付先としては認定されない。
悲しいかな世の中の“NPO”にはロクでもない輩も一定数おり、一般人としてはいま一つ危険な感じがぬぐえない名称になってしまっている側面もあるが、少なくともこのアニマル・ドネーションに寄付先として認定されている団体であれば、変なところはないはずだ。実際に認定団体一覧を見ても、そうそうたる顔ぶれになっている。
アニドネは、ここにも書いてあるように「認定審査」がとても厳しい。活動がすべてチェックされ、書類を取り揃え……そこでようやく審査のスタートだ。適当な活動をしているような団体では、そもそもそのスタート地点にさえ立てないだろう。そして認定されたあとも、ちゃんと活動はチェックされ、寄付されたお金の使い道も紹介されるなど、透明であることを心がけていることが伺える。悲しいかな世の中の“NPO”にはロクでもない輩も一定数おり、一般人としてはいま一つ危険な感じがぬぐえない名称になってしまっている側面もあるが、少なくともこのアニマル・ドネーションに寄付先として認定されている団体であれば、変なところはないはずだ。実際に認定団体一覧を見ても、そうそうたる顔ぶれになっている。
そして彼らが“ただの認定法人”でないのは、その「認定」がちゃんとアップデートされ続けているということだ。行政のお役所仕事ばりに、一度認定した団体/個人はその後何があってもほったらかしでそのまま……というのは犬猫界隈に限らずよく聞く話だが(医師免許とか弁護士資格とかひどいものだし、身近なところでは動物取扱業なんかもかなり……)、アニドネはそういうことはしない。
認定後も認定団体と密に連絡をとり、共に成長していけるようアニドネも努力をし、もし認定団体の活動がアニドネの基準にそぐわなくなった……となれば、話をして共に解決案を探る。そういうことも含めて、とてもキチンと誠実に動かしているのが、このアニマル・ドネーションという組織なのだ。
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そんなアニドネは、年に1回「認定団体の公募」をするのだが、今年もその季節がやってきている。登録は先日の2019年1月7日から開始しており、1月31日までが期間だ。2枚のエントリーフォームを埋めて提出したら(なかなか真摯な内容なのでホイホイ書けるものではないですよ! 早めのスタートを)、2019年5月から審議委員会が始まり、6月あたりまでを目処に決定がなされる。
ちなみに、いままでアニドネに寄付された金額は約1億1000万円で、それがおよそ20の団体に対して分配されている。
認定団体へのエントリーはこちらから
もちろん「寄付をより多く集めるのが素晴らしい団体」というわけではない。しかし、保護や引き取り、譲渡など、保護活動を取り巻くアクションにはすべてなんらかのお金(≒コスト)がかかる。ボランティアの皆さんの、時間や体力やお金を持ち出しでやるのも良いが、それでは長く続けられない。
保護団体は「保護すること」がミッションではない。保護したのちに譲渡して、いまより断然幸せになれる犬や猫を増やすことがミッションなわけで、そしてそれには絶対になんらかの形で「お金」(コスト)が必要なのだ。
アニドネの認定を取るのは並大抵のことではない。書類をキチンと揃えてエントリーするだけでなく、複数回の面談を経て、外部の有識者で構成された「審議委員会」の承認を経たうえで、アニマル・ドネーションの理事会で決定するという、相当厳格な認定プロセスを通過する必要がある。
それでもなお、アニマル・ドネーションという公益社団法人に認定されることは、寄付される道筋が1つ増えるということ以外にも、信用される保護団体になるという目に見えないメリットもある。我こそはという団体の皆さんは、ぜひこの機会にエントリーしてみてほしい。そして認定され、信用を得て、寄付を増やし、不幸な犬や猫を一頭でも少なくしてほしい。
■2019年度支援認定団体募集概要
募集期間:2019年1月7日(月)〜1月31日(木)
認定時期:2019年5月〜6月(予定)※審議委員会の開催は5月の予定
応募方法:下記URLより必要事項を記載の上エントリー
https://www.animaldonation.org/news/4971/
問合せ:下記の問い合わせフォームより
https://www.animaldonation.org/contact/
余談だが、記事冒頭で紹介した「世界各国の動物愛護の実態がまとまった資料」についても、つい先月の2018年12月にアップデートされている。こういう地味な資料ですらキチンとアップデートし続けているのが、さすがアニドネ、といったところか。募集期間:2019年1月7日(月)〜1月31日(木)
認定時期:2019年5月〜6月(予定)※審議委員会の開催は5月の予定
応募方法:下記URLより必要事項を記載の上エントリー
https://www.animaldonation.org/news/4971/
問合せ:下記の問い合わせフォームより
https://www.animaldonation.org/contact/
2018.12 国別データ比較
[参考資料]審査基準:団体活動に関する5つの観点
(1)信頼性
・広く支持されていること
・活動地域や業界内、利用者における評判
・ステイクホルダーに対する情報公開・情報発信を十分に行っていること 等
(2)持続性
・組織が不安定でないこと
・財源から見て、組織の安定性・持続性・自立性があり、活動が拡大傾向にあること
・組織運営、事業実施におけるリスクに関する心構え、準備があること 等
(3)成長性
・ビジョン、明確、行動力があること
・課題認識力、柔軟性、前向きさを持っていること
・成功体験があり、再現性があること 等
(4)先駆性
・常に新しい試みにチャレンジしているか
・社会課題に先駆的に取り組んでいるか
・先駆的に取り組んだことを業界内で共有・広げているか 等
(5)動物福祉面
・飼育環境は動物に快適であるか
・医療面でのサポートが充実しているか
・頭数に対して適切な人員配置をしているか 等
(1)信頼性
・広く支持されていること
・活動地域や業界内、利用者における評判
・ステイクホルダーに対する情報公開・情報発信を十分に行っていること 等
(2)持続性
・組織が不安定でないこと
・財源から見て、組織の安定性・持続性・自立性があり、活動が拡大傾向にあること
・組織運営、事業実施におけるリスクに関する心構え、準備があること 等
(3)成長性
・ビジョン、明確、行動力があること
・課題認識力、柔軟性、前向きさを持っていること
・成功体験があり、再現性があること 等
(4)先駆性
・常に新しい試みにチャレンジしているか
・社会課題に先駆的に取り組んでいるか
・先駆的に取り組んだことを業界内で共有・広げているか 等
(5)動物福祉面
・飼育環境は動物に快適であるか
・医療面でのサポートが充実しているか
・頭数に対して適切な人員配置をしているか 等




