居心地のよさを考える：ドイツからの絵葉書（74）

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街の往来はいつも賑やかだ。
あらゆる表情をした人々とすれ違うが、
どこか暗い表情を浮かべた人は少ない。

気軽に挨拶したり、目が合ったらウインクしたり。
服を褒めたり、道を聞いたり、
場合によっては、一緒にお茶したりビールを飲んだり。

自分がどうしていたいのかを自分自身で決めて、
そのとおりに行動しているのが普通のことなのに、
日本人から見たらちょっと特別に思えてしまう。

でも犬だって人間だって誰だって、
我慢しないでナチュラルでいたいのが当然なんだけど。